機材倉庫から

ウィニペグ・ビデオプールの施設や機材を利用するには会員登録が必要だ。ビデオプールのレジデンシー・アーティストである私は「短期特殊会員」のような待遇をいただいて、現地会員とともに施設を共有することになる。

機材や施設の利用は予約制である。私もその例から漏れない。その「会員の洗礼」は比較的早く私に訪れた。共同制作するスタジオから週末3日間追い出 されてしまったのだ。折しも、共同作業をする作家ブライアン・ベサントとカーティス・ワーカーに面会し意見を交換して、いざ機材を使って実験しはじめよう としたときであった。

そこで共同制作の屋内実施計画を変更して屋外で継続することにした。各作家が撮影した素材を週明けにもちより、作品に向け実験し構成することにしたのだ。写真はスタジオに隣接する機材倉庫で、撮影した素材を実験している様子だ。

「会員の洗礼」により共同制作の思惑がすこしずれたが、そのズレが、機材倉庫の新たな物色へと再びずれ、面白いものを発見したのだった。

ウェーブフォーム・モニターという映像信号を波形で表現する機材だ。

うむ、なにかが生まれそうな予感がする。

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